【大村ボート(ナイター)一般】藤原孝斗 大外から白星で10万舟に「気持ちいい」
<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
「気持ちいいです」。進入固定の6コースからまくり差して1着の藤原孝斗が満面の笑みを見せた。4カドから好ダッシュの鈴谷一平がまくり切れずに差しにチェンジ。しかし旋回でもたつき、その横を藤原が快スピードで駆け抜けた。3連単の配当は10万円超え。的中したファンも気持ち良かったことは間違いない。
機力にも手応え。「足は文句ない。波の越え方には自分でもびっくりした。出足がすごくいい」。そんなパワーの裏付けもあっての好ターンだった。
6コースからの白星がいつ以来かを覚えているか、質問してみた。「もう3、4年前になると思いますけど、住之江でした」と即答したのには驚いた。その記憶通りに2020年5月の住之江でのこと。こちらは必死にデータをひっくり返して調べたというのに・・・。「その時も配当は20万円超えでしたから、忘れられないですよ。今回もいい思い出になりました」
得点率は目安の6.00に足りない5.83だったことから、「準優は駄目そうだけど」と全く期待してなかったが、終わってみれば18位で最下位当選。ひょっとしたら、さらに思い出深い一戦になるかも。
▼9R 藤原の同支部の先輩佐藤が、好Sで内を威圧する展開だと藤原にチャンスが発生。1-6=234。
▼11R 赤坂の技量と戦術眼なら、枠番と劣勢な機力をはねのけて、優出にこぎ着ける可能性は十分。134-5-1346。
