【児島ボート・ヴィーナスＳ】宮崎安奈　バスケ熱に負けない逆転劇を誓う

　ここから逆転だ。宮崎安奈の初日は３、５着。後半レースは２コースからの大敗に「完全に自分のレースミス」と反省しきり。「普通よりもちょっと下かも」と機力不足にも頭を抱える。それでも「乗り心地を良くしていきたい。それで足もついてくれればいいですね」と諦めずに機力アップに心血を注ぐ。

　女子バスケットボールＷリーグの新潟アルビレックスで活躍し、ボートレースに転向した経歴を持つ。先日まで熱戦が繰り広げられていた男子Ｗ杯も「もちろん見ていましたよ。バスケがもっと地上波でも放送されるようになるといいですね」と熱視線を送る。

　その日本男子は窮地からの逆転に次ぐ逆転でパリ五輪の出場権もつかんだ。「バスケ熱に負けないように頑張ります」。ここから巻き返して自身も準優への切符をつかんでみせる。