【福岡ボート(サマータイム)一般】怖いのは渡邊の2コースまくり
<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>
まずは優出メンバーの通算V率を見てみましょう。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。
トップは1号艇に陣取る山田祐也。28.2%と勝負強さはSGクラスで、さすがに徳島の次世代エース候補。GⅠウイナーの勝負強さはさすがです。
しかし、優勝戦1号艇は通算25戦16勝でV率は64%と決して高くはありません。しかも、負けた9回のうち4回が直近10回の中にあり、近況は負けが込んでいるということ。前期はまさかのA1陥落を喫しましたが、不振の原因はここにあると考えられます。
だとすれば波乱の要素は十分なので、イン以外のV率の表を見てみましょう。これは優勝戦における波乱を起こす確率の高さですが、注目は2号艇の渡邊雄一郎。52.2%とかなり高い上に、2コースのV歴も4回。その4回のうち2回がまくりでVをかっさらっているだけに、穴党ファンは渡邊の2コースまくりに期待しましょう。