【児島ボート・ヴィーナスＳ】大久保佑香　ホッと１勝

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
　「良かったです」とホッとした表情を見せたのは大久保佑香。４日目後半の９Ｒは、イン先マイで先頭へ。田口節子の猛追をかわして白星を収めた。

　安堵（あんど）の理由はそれだけではない。３日目は不運にも転覆失格。「少しパワーが落ちていると思うけど、普通くらいには動いているしレースもできる。元々、エンジンが良かったからですね」と大きな足落ちがなかったことにも胸をなで下ろした。

　残念ながら予選突破はならなかったが不安の種は消えた。「勝率を稼がないといけないので頑張ります」。気持ちも新たに残り２日間を奮闘する。

　▼５Ｒ　大久保にとっては強敵がそろうメンバー構成だが、紛れも生まれやすい。１Ｍのもつれを突いて浮上する。３―１２４５―１２４５。
　▼９Ｒ　２日目のＦが悔やまれる若狭は外からでも展開を突ける足はある。突き抜けて６―１３―１２３。