【児島ボート・ヴィーナスS】竹井奈美 産休後初Vへ思い切って攻める
手堅く6強入りを決めた。準優1号艇のトップバッターを務めた竹井奈美は「Sが課題だったので歯をくいしばって行った」とコンマ14のトップタイミングでスリットを駆け抜けると、ミスなく周回を重ねて準優一番乗りのゴールを駆け抜けた。
満足のいく舟足とはいえない今節だったが、さすがのさばきでここまで大崩れはなし。実に約3年ぶりの児島の水面も何ら苦にしない走りを見せている。
産休明けから半年。「優勝したいですね」と口にするのも、ここまで5優出ながらあと一歩の状況が続いているから。「自力で攻める足ではないけど、チャンスがあれば思い切って狙っていきたい」。くすぶる現状を打破するためにも、最後は持ち味の全速ターンでVをつかむ。