ボートレース

【若松ボート(ナイター)一般】嘆く村越篤の奮起を私は信じる

ピットに引き揚げた1歳違いの福嶋智之と言葉を交わす村越篤(左)

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
 「いつになったら準優に乗れるのか・・・」。3日目を終えて14位タイだった村越篤が、枠なり2コースから臨んだ予選最終走(4日目5R)は6着。勝負駆け失敗を嘆いた。機力に乏しく、イン杉山裕也が好パワーな上に、機力抜群の4カド夏山亮平に好ダッシュを決められては苦しかった。ただ、「これでも下がり方はマシになっているんですよ」。敗れた相手がパワフルだっただけで、自分なりには上向きなのが救いだ。

 これで予選落ちは3節連続だが、その前は優出。それなのに、「こんなんでは引退しないと駄目かも。次の仕事を探さないと」とやたらと悲観的だったが、私は村越はまだまだ頑張ってくれるものと信じている。なぜなら、二十数年前にも彼から同じような嘆きを聞いているから。

 B級下位だった当時はそれこそ、引退勧告を受ける恐れもあったほどだが、そんな弱小レーサーがGⅠタイトルを取るまでになり、SGにも出場。地道に取り組んでいれば道は開けることをどれほど学ばせてもらったことか。

 また数年後、「あの時はこんな嘆きをこぼした村越が・・・」という原稿を書いているような気がする。

 ▼8R 村越が3枠で、今度は夏山より外側。これなら叩かれる恐れがないので浮上のチャンスがある。3-124-1245、2-3-145。
 ▼12R 岡村の技量なら3日目のFも大きな割引材料にはならない。夏山を3着以下に下せば配当は上がるとみて4-256-1256。

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