ボートレーサー135期募集開始

　日本モーターボート競走会は、第135期のボートレーサー募集を4日から始める。現在、約1600人の男女ボートレーサーが活躍し、平均年収1700万円の魅力ある仕事として人気が高い。昨年暮れに行われたボートレース界の最高峰レース・SGグランプリ（優勝賞金1億円）には、女子として初となる遠藤エミ（34）＝滋賀＝や、注目ヤングレーサーの羽野直也（27）＝福岡＝が出場するなど、年齢、性別に関係なく、男女が同じ舞台で戦う実力勝負のプロスポーツとして注目を集めている。

　応募の基本条件は、15歳以上30歳未満、身長175センチ以下、体重は男子49～57キロ、女子44～52キロなど。試験は「一般試験」と、国内外トップクラスの実績を持つアスリート経験者が対象の「特別試験」がある。一般試験では、優秀なスポーツ実績があれば試験が一部免除になる「スポーツ推薦試験」もある。

　応募締め切りは、特別が2月28日、一般が3月10日。合格者は10月にボートレーサー養成所（福岡県柳川市）へ入所。1年間の訓練を経て、2024年11月以降のデビュー予定となる。

　応募手続きなど問い合わせは、日本モーターボート競走会九州支局＝092（741）6933＝まで。