ボートレース

【大村ボート(ナイター)一般】実力者の取材を通して分かるエンジン整備の難しさ

 今節はA1級のレーサーたちが機のパワー不足に嘆いている。益田啓司も例外ではない。

 相棒は前節で大山千広が準優まで進んだ2連対率50%を誇る好素性機。一見悪くはなさそうだが「数字ほどの力はないです。体感は35%くらい。せめて40%にはしたい」と初日を終えて物足りなさを隠しきれない。

 ただ、2日目は8Rで5コースからまくり差して勝利。必死の整備が実ったのか尋ねると「前検や初日と比べると一番いい。伸びや回り足も上積みできた。だけど上積みと言っても37とか38%くらいです(笑)」。益田ほどの実力者でも懸命に調整をしてやっとのわずかな機力アップ。改めてエンジン整備の難しさが身に染みてきた。

 ▼11R 好調な4カドの本村に人気が少しでも集まれば、益田のイン逃げ舟券は意外と美味しいオッズに。2着は落合、大須賀に絞ってここはあえての本村外し。1―23―2356。

 ▼7R 益田以上に機力不足に嘆いていたのは山下だが、大田のイン1着率は42%と高くなく、部品交換で底上げがかなえば差し切りも可能。2―1―345。

(造田大)

わずかながら機力アップに成功した益田啓司
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