【大村ボート(ミッドナイト)一般】酒見峻介 調整ひとつでエース機に

酒見峻介が足合わせで大きな手応えをつかんだ。前検日のペラ調整では「伸びきれなかった」と特訓後に低いトーンだったが、レース前の試運転で一変。足合わせで、里岡右貴に約2艇身の差をつけ、さらには「今井(貴士)さんと伸びが一緒くらいあったんです」。今節のダブルエース機の一つに引けを取らない伸びだった。
しかし、本番ではそのパワーが影を潜めた。初日7R、3コースから3着。「湿気が出てきて回転が足りなかった。合っていなかった」。それでももちろん、伸びを諦めていない。「1号艇以外ならチルト1度でいく。あとは回転を合わせていくだけ」と一撃仕様で臨む。回転調整さえうまくいけば、エース級の伸びをみせることは試運転で実証済み。いつ爆発力を発揮してもおかしくない。