【からつボート・G1周年記念】常住蓮 好成績で恩返しを

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
常住蓮が今節初1着を手にしてから、尻上がりに調子を上げている。4日目は1Mもつれる展開を突いて2番手に浮上すると、猛追する地元の先輩峰竜太を抑えて2着をキープした。
正規のあっせんでは今節が初のG1戦。「いろいろ勉強になっています」と話せば、「(師匠の)山田康二さんや、峰さんにもいろいろ教えてもらっているので、少しは恩返しができたかな」と好成績にほおも緩む。「出足、回り足がしっかりしているし、直線も負けない」と機力の面でも先輩の助言を結果につなげている。「またいい成績が取れるように頑張ります」。一つでも上の成績を狙って再び恩返しをしてみせる。
▼4R 常住は展開を突く足は十分。機力メンバー的にもまくり差してアタマまで狙える。4―125―1256。
▼6R 準優入りはかなわなかった浜先だが機力はいい。握って攻めた場合の中村との連動策が妙味。3=4―全。