【からつボート・GⅠ周年記念】西野雄貴「誰より話しかけられやすく」
<西スポからつ番記者・中野諒の狙い目>
SG7冠の毒島誠をうならせた男がいる。予選3日目の12Rで、西野雄貴は3コースからまくり差しを狙った旋回でインの毒島に猛攻を仕掛けた。惜しくも2着に敗れたが「あんなターンされたら嫌ですね、うまい」と毒島は、西野の絶品ターンを絶賛した。
西野はそのレース前に控え室で峰竜太から「展示のときから本気でターンして、まくり差しを狙ったらいいと思うよ、この出走メンバーやったらどう戦うのが正解かしっかり考えるんよ」と貴重なアドバイスをもらっていた。さらに峰からはメディアへの対応も伝授され、西野は「誰よりも話しかけやすい選手を目指す」とのことだ。
今節は予選突破を果たすことはできなかった。だが常に向上心にあふれ、アドバイスを的確に実行できる西野は確実に今後、ビッグレースで活躍ができるはず。「ターン回りも直線も悪くない」と今節の舟足には納得の様子。30日の最終日も次節以降につながる好走を見せてくれるだろう。
▼4R 西野は4カド戦に持ち込み、快Sからまくり差しを狙う。4―1―全。
