【福岡ボート・GⅢオールレディース】今も昔も変わらない
<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>
当地で行われた女子戦過去5回のコース別1着率と決まり手を表にしました。
以前の当地の女子戦といえば強烈な〝イン受難〟がほとんどで、節間のイン1着率は20~30%台がざらでした。ですが、現在の低出力型エンジンになってからは全国的な傾向通りにインの1着率が上がっている状況。昔は大きな実力差があった女子戦も、女子自体のレベルが相対的に上がっていることを考えれば、これは致し方ないことかもしれません。
ただ、決まり手を見てみると、イン受難だった昔とさほど変わっていません。逃げ以外は差しやまくり差しがあまり決まらず、まくりが大きく幅を利かせていているのは明らか。しかも、今節は主力の欠場が相次いだことで、昔の女子戦と同様で実力差が大。つまり、イン受難の傾向になりやすく、イン以外は〝握ったもん勝ち〟。当地の女子戦はまくる選手が強いのは、今も昔も変わりません。