【びわこボート・GⅠ周年記念】定松勇樹 最悪だった機力が大変身

底辺からの大脱出に成功だ。初日が6着2本と最悪の滑り出しだった定松勇樹が、2日目の1走は3着と舟券絡みに成功。予選突破への望みをつないだ。
初日は成績通りにさっぱりの機力だった。「どんな調整をしても押してくれない。厳しい出足をしている」とターンで全くついていけない状態。そこで2日目は、シリンダーを換えた上に、ペラとバルブ、ギアケースも調整。これで一変した。
「ちょっとどころか、初日よりもはるかにいい。最悪だったのが、普通か普通より少し上ぐらいになった」。表情も一気に明るくなった。
予選突破の目安の6.00に到達するには、予選の残り3走で28点(1、1、2着)が必要。「厳しいけど、諦めずに頑張ります」。いつでもポジティブに上を目指すのは、峰竜太一門の最大の流儀。3日目は4R6枠の1走。2着以上の成績で、さらに望みをつなげてみせる。