【びわこボート・GⅠ周年記念】菊地孝平の勝ちっぷりを篠崎元志が賛辞
<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>
選手仲間からも思わず拍手の迫力の攻めだった。3日目8R、菊地孝平が4カドまくりを決めて白星。スリット隊形はほぼ横一線ながら、コンマ08とわずかに先行していたのもさすがなら、ダッシュ乗りの良さもさすがで、グイグイとのぞいて1Mへ。内3艇を一気に抜き去る、鮮やかな勝ちっぷりを演じた
レース後、その菊地を拍手で出迎えたのが篠崎元志だった。「さすがですね。真骨頂でしたね」。”これぞ菊地孝平”というレース内容を一言でぴたりと表現した篠崎もまた、さすがの語彙(ごい)力と会話力。きっと、いいインタビュアーになれるだろう。憎いほどに何から何まで備えた男だ。
▼2R その菊地にインでまくられたのが小山だが、結局2着で踏ん張ったのには驚いた。機力の何よりの証明で、大外でも侮れない。14-1234-6。
▼9R 茅原が素性抜群機。旋回力を考えても、アタマ突き抜けまで十分にあり得る。5-14-146。