ボートレース

【福岡ボート・GⅠ周年記念】篠原飛翔 地元記念は飛躍への第一歩

 全国区に羽ばたく絶好の機会だ。篠原飛翔(24)=福岡=は今節が初の周年記念参戦。「地元なので気合は入っていますよ。活躍して名前を上げたいです」と気合パンパンで乗り込んできた。

 9月に下関で行われたヤングダービーでGⅠ初参戦。初戦のイン戦で、すぐに初白星を飾った。「あそこで水神祭が挙げられたし、今回は失うものはないです」。GⅠ初1着は既にクリア。気負い過ぎずに臨める態勢が整っている。

 手にしたのは機2連対率40%の28号機。「そのまま乗ったけど、どこも気になる部分はないし、足合わせでも遜色なかった」と前検としてはひとまず合格。自らのコンディションも機力も不足はない状態だ。

 ただ今期(今年5月~)は勝率5.21と低迷。A2勝負駆けの厳しい立場にいる。

 「今期は自分でリズムを崩してしまった。6月にFを切ってから走り方も分からなかったし…」と原因を冷静に分析。「今後の勉強になりました」。今の状況もあくまでも未来への糧だ。

 さらに「GⅠはリズムが大事なので、一走一走集中していきます」。GⅠを一度経験したことで得たものは大きい。福岡支部の有望株が、今節をさらなる飛躍への第一歩にする。

地元記念で気合倍増の篠原飛翔
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