ボートレース

【福岡ボート・GⅠ周年記念】仲谷颯仁 先を行く羽野直也に「いつか並べる時が来る」

 準優好枠取りはならず・・・。得点率3位で予選最終日を迎えた仲谷颯仁(29)=福岡=は、5号艇で臨んだ予選最終走は展開に恵まれず5着。「悔しい。ポイント上積みを狙っていったんですが・・・」と肩を落とした。それでも3日目までの貯金が効いて、上位と言える7位で予選をクリアした。

 前回の当地GⅠは、昨年11月のダイヤモンドカップ。「準優でFを切ってしまった。リベンジしたいです」。その時と同じステージまでは到達。ここを突破することがノルマだ。

 福岡の若手といえば、羽野直也の躍進が著しい。児島のオーシャンカップでSG初Vを成し遂げ、既にトップレーサーといえるだけの実績を持つ。1期後輩の仲谷も「一歩も二歩も三歩も先を行っていますね」と大きな差をつけられたことは理解している。ただ、「追い付かなきゃ、という意識はないです。僕は自分のことだけを頑張っていきます。いつか一緒に並ぶ時が来ると思うので」と焦ることはない。並び立つ実力を付けるため、自分のペースで腕を磨いている。

 準優は12Rの3号艇。「伸びは山本寛久選手とも変わらないと思う。足はしっかりしています」と機力に不安はない。「準優はもっといい枠を取りたかった。けど、気持ちを切り替えていきます」。終わったことよりも前だけを見て、磨いた技術を存分に発揮し、ファイナル入りを果たす。

予選を7位で突破した仲谷颯仁

 

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