【大村ボート(ナイター)ヴィーナスS】土屋実沙希 確かな見極めで機力アップ

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
土屋実沙希はイン戦だった予選最終走はジカまくりに遭い2着。「初動が変だったし、展示航走でもおかしかった。レースではそれがモロに出てしまいましたね」。準優前に課題を残したこともあり、悔しさは募る。
「ただ、(2号艇に)出られた割には足は悪くなかった」と、エンジンの出力自体に心配はない。「地元の浜名湖で助言を受けた調整も試したけど、初日に良くないと分かってすぐやめました」と、今節に合った調整を見極めて機力アップを図っている。「初動が良くなれば何の問題もないと思う」。的確な調整で機力の不安を一掃して、勝負どころの準優に臨む。
▼11R Sが鋭い高憧が攻め手になりそう。平高とやり合う展開なら土屋に差し場が生まれる。5―124―1234。
▼10R 山口の乗りっぷりがいい。予選ラストの全速ターンが繰り出せれば、優出切符まで十分狙える。1―5=全。