ボートレース

【クローズアップ】森野正弘 地元特別戦で波つかむ 【徳山】

好素性の25号機を手に入れた森野正弘=デイリースポーツ社提供
好素性の25号機を手に入れた森野正弘=デイリースポーツ社提供

 新年はいっそうの活躍を誓う地元の森野正弘(37)=山口=が、好素性の25号機を手に入れた。前節こそ予選落ちしたが、3節前(松田隆司)と2節前(末永祐輝)は抜群の動きで、ともに優出4着。底力は間違いなしの良機だ。

 森野も前検は上々の動きで「伸び型にペラ調整したら、少し伸びていた」。気がかりは「回転不足で、レースだと使えなさそう」という点だが、「まだ大まかにしか叩けていないので、しっかり調整したい」。パワー自体に不安はないだけに、ペラ調整さえ順調に進めば、その課題も解消できそうだ。

 昨年は、地元の徳山と下関の各1節も含めて特別戦のあっせんが6節。しかし、一度も予選を突破できなかった。それだけに今年に懸ける思いは強く、「もっとこの仕事を頑張りたいと強く思っているので、普段の取り組み方から変えて、上の舞台で結果を残したいと思っています」。特別戦の優出経験すらないまま、気付けば40歳もすぐそこ。ただ元々が最優秀新人にあと少しに迫った有望株。一気に突き抜ける瞬間は今なのかもしれない。

 そんな強い思いの中、最初の特別戦が地元という巡り合わせ。「いいリズムをつくりたい」。初日は中枠2走と、機力を思うと枠番の巡りもいい。勝負の流れを自らの手で引き寄せる。

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