【からつボート(モーニング)一般】A級勝負駆けの若林樹蘭 じわりと勝率アップ
<西スポからつ番記者・中野諒の狙い目>
素性Aランクの36号機と組む若林樹蘭が初日、3R2枠、8R3枠でいずれも3着と2走とも舟券に貢献した。
前半は実力者・田中信一郎に食い下がる健闘。後半は1Mこそ攻めきれずに一時は5番手だったが、粘り強く3着まで挽回した。
好素性機とあってパワーは確かで「直線はいい」。ただし「ターンの出口の進みが甘い」と一長一短。Sに関しても「2走とも早いかなって思ったけど意外に入っていた。もう少し勘との誤差をなくしたい」。機力もS勘も調整の余地はあるが、前検時点で5.33だった今期(5~10月)勝率はじわりとアップ。A級昇格(目安は5.40あたり)への望みをしっかりとつなげた。
2日目は11R4枠の1回走り。「あとは自分の技量の問題かなって思う」。相棒の底力を信頼して、自らが精いっぱいのSとターンを繰り出すだけだ。
▼11R 若林が4カドからトップSを叩き込んで一発。4―1=全。
