ボートレース

【大村ボート(ナイター)ヴィーナスS】田口節子が節一の川野芽唯を下してV

通算70回目のVを挙げた田口節子

 大村ボートのヴィーナスシリーズ第13戦「マクール杯」は最終日の15日、12Rで優勝戦を争い、2号艇の田口節子(42)=岡山=が2コースから差して優勝。今年2回目、通算では70回目の優勝を挙げた。1号艇の川野芽唯は最後まで追いすがったが2着まで。3着は3号艇の平高奈菜で、3連単は2250円の決着。

 節一に仕上げたエース機川野を下しての優勝。田口は開口一番、「信じられないです」。ただ、強敵を相手に対抗策をしっかりと練り、少ない確率に賭けたからこそのV。「伸びられても仕方ないから、とにかく2コースから差せるような調整をした。それがうまくハマった」。これが、一昨年、昨年と2年連続で大みそか(クイーンズクライマックス)の女王に就いた強豪の思考回路だ。

 この優勝で女子賞金ランクは9位に。その年末の大一番(賞金上位12人が出場)へ向けて「何とかいい順位に踏みとどまれているので、出たいと思う」とまずは出場権獲得に意欲を示した。3連覇の偉業を目指しての戦いがこの後も続く。

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