ボートレース

【ボート王国九州・山口!】柳生と塩田SG初1着 【とこなめ】

SGで初1着を挙げ水神祭で水面に投げ込まれた柳生泰二
SGで初1着を挙げ水神祭で水面に投げ込まれた柳生泰二

 初日から巡ってきた大チャンスを逃さずものにした。7R1号艇の柳生泰二がイン逃げを決めれば、9R1号艇の塩田北斗も同じくイン逃げに成功。レース後はそれぞれ、水神祭の祝福を受けた。

 柳生はSG初出場。前半1Rで6着と大敗したが、それを引きずることなく白星をゲット。「前半とは全く別物のレースとだ思って、いい緊張感で臨めた」と目の前の一戦にしっかり集中した。本番はピット離れが乱れて前付けを受ける形になったが、「展示と違う起こしになったので逆にそれで腹が決まった」。覚悟を決めたことで立ち遅れることなく互角に踏み込み、先マイにこぎ着けた。

 この日は支部の大先輩の今村豊さん(2020年10月に引退)が、とこなめの公式ユーチューブライブ配信のゲストとして来場。「今村さんの前で勝てたのが何よりうれしい」。今村さんのゲストはこの日だけ。千載一遇の機会を逃さなかった後輩の勇姿に、スタンドの今村さんも目を細めたに違いない。

 塩田は2度目のSG戦。こちらはS展示から守田俊介の前付けを受けたので備えはできたが、本番はその守田が2コースからタッチSのスリット攻勢で威圧。それでも振り切った。「向こうはスリットラインに乗っていましたね。でも勝ててホッとした」。前検から整備に手を尽くした効果もじわりと表れ、「駄目だった前検よりはいい。乗りにくさがないのがいい」。足自体は高望みがしづらいだけに、その操縦性は大きな頼りになりそうだ。

 常連組では、ダービー3Vの瓜生正義が5、3枠で2着2本。「手堅くまとめましたね」とにっこり。特に前半のまくり差しは絶妙で、「少しキャビったが、それがなければ1着だったかも」と手応えありの好内容。2日目は6R1走で4枠と、初日と同じイメージで臨める番組。またポイントをたっぷりと稼いで、予選を折り返す。

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