ボートレース

【クローズアップ】末永〝性格〟把握で超抜モード 【徳山】

6年前の徳山G2で準Vの実績がある末永祐輝
6年前の徳山G2で準Vの実績がある末永祐輝

 得点率こそボーダー以下に位置する末永祐輝(35)=山口=だが、パワーは相当に充実してきた。「やっとエンジンとの意思疎通が図れました。性格が分かってきた」。22号機が望むのはどんな調整なのかに耳を傾け、手を尽くすと最大限に応えてくれた。「いい仕上がり。伸びに偏らせているけど、レース足もいい」。とにかくパワフルで、手放しでOKサインが出せるだけの状態になった。

【関連】田村が得点率トップ MB大賞 【徳山】

 地元のこの一戦に懸ける思いも人一倍。「徳山のG2といえば、以前に“落とし物”をしたんです」。それは6年前の3月にあったMB大賞。抜群のパワーを武器に優出したが、枠番は2号艇。攻撃派には微妙な枠番だったこともあり、イン逃げで優勝した井口佳典に続く準Vが精いっぱい。特別戦初Vはならなかった。「今回は取り返すつもりで来ました」。また抜群に仕上がった今節なら、難しい注文では全くない。

 ただ、まず予選を突破しないことには始まらない。4日目は2走16点が現ボーダーをクリアする条件。「6枠と2枠ならペラ調整は変えるけど、7Rと12Rなら時間はあるので大丈夫。攻めるレースをしたい」。持ち前の攻撃姿勢は崩さずにチャレンジする。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena

関連ニュース

  • Twitter
  • Facebook
  • Hatena