【若松ボート・GⅠ周年記念】前田将太 〝旧知の仲〟と好連携を披露だ
〈記者コラム・中野諒〉
前節、近江翔吾が優勝の20号機を前田将太が引き当てた。1月の70周年で桐生順平がVを果たしたエンジンでもある。当時の素性評価は決して上位ではなかったが、8月以降は上昇一途で、前節Vの近江も「出足系が節一級」とほれ込んだ良機だ。
前田は「そのまま行きました。雰囲気はいい。でも目に見えていいと言うまではない。前検特有の重たい感じがある」。評判通りの好感触とはいかなかったが、気になるのが前検特有の重さならば、乗り込めば一変する可能性は高い。
実はこの20号機、前田自身も2月の地区選で一度タッグを組んで優出(5着)した〝旧知の仲〟。使い納めの一戦で再度のタッグとくれば、前回以上の成績で締めくくりといきたい。
▼5R 前田が2コースさばきのうまさで、インの下出を攻略する。2―1=全。
