【若松ボート・GⅠ周年記念】山口達也はレースでも流行でも魅せる

〈記者コラム・中野諒〉
「スカスカです」。山口達也は前検日、私の取材にこう答えた。ただ普通に言ったのではなく、若者の間で流行中の”ちょんまげ小僧”の「ひき肉です」のイントネーションのモノマネを披露しながらのもの。流行の最先端を走る山口のコメントは25歳の私にとっては爆笑ものだったが、コメントの内容としては全く弾むものではなかった。
そんな山口だったが初日は、3Rでイン速攻を決めて白星。後半11Rは道中のもつれを突いて逆転2着と、前検の感触からガラリと一変の好走。「前検より進んでいくようになって、良くなっていました」
いまだにGⅠタイトルを持たないのが不思議な選手の一人。好発進を決めた勢いで、初制覇に照準を合わせて、予選2日目以降も好走を見せる。
▼2R 伸びる3コース湯川が1M強襲。絶好の展開が見込める山口がまくり差す。4―3=全。