【徳山ボート・GⅠ周年記念】川原祐明 ここからは運気も挽回

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
「展開が良かったですね」。川原祐明の3日目後半は5枠から3着。前半もイン逃げを決め、2日目の6着からの挽回に成功しただけにホッとした表情を隠せない。今節は前検日の試運転中にまさかの転覆と不運の幕開け。バタバタの整備で特訓を行う羽目にもなった。不安視していた機力は「出足をつけようとしたけどイマイチだった」と課題を挙げながらも「直線には余裕がある」と強みも残している。勝負駆けとなった予選ラストは6枠だが「今節ここまでツイてなかったし、ここからは運も向いてくるはず」。勝負運を信じて第一関門突破を目指す。
▼1R カド受けの竹田が低調ムード。機力で分のある森野がS奮起すれば外枠コンビにもチャンス。5=6―124。
▼5R トップ通過の懸かる菊地は強攻策もある。S早いイン鈴谷とやり合えば小池に勝機が生まれる。3―124―1245。