【徳山ボート・GⅠ周年記念】艇界随一はだてじゃない
準優勝戦12Rは展示では大雨。それから本番までには風向きがころころ変わる選手泣かせの天気。
そんな中、インの菊地孝平が放ったSはコンマ10のタイミング。他の5選手が最高でも30台のタイミングというスリット隊形は異様そのものだった。隣に誰もいないSに菊地は「さすがにビビりましたよ」と苦笑いをしながらも「いつもシミュレーションしているので、そこは自信を持っている」とキッパリ。艇界随一のS野郎たるゆえんだ。
これで順当に1号艇で優出。「(難しい状況だった)準優で逃げられたので気持ち的には相当、楽に臨めると思う」としながらも「集中していきます」とこれまたキッパリ。最後も度肝を抜く快Sに期待したい。
▼12R 菊地の逃げで堅いとみる。カド吉田の攻めで展開が向く外枠コンビの2、3着で穴を狙う。1―56=全。
▼10R 伸びる吉川はジカまくりもある。イン原田とやり合う展開なら中島に勝機。毒島もまくり差しての差し差し決着が妙味。3=4―全。
