【福岡ボート・一般】予選はさらに数字が下降
<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>
今節は初日からあまり逃げが決まらず、序盤2日間は逃げが5本に対してまくりが10本とダブルスコアでイン1着率は25%とかなりのイン受難。差しが3本、まくり差しは2本とこちらも少なく、今節はまくったもん勝ちの傾向になっています。
そこで直近10節のコース別1着率を見てみましょう。ここから近況の福岡のレース傾向が見えてきます。パッと見ると高そうに見えますが、SGのメモリアル、GⅠの70周年記念を除けば40%から50%前半と総じて低めの数字。近況の当地の一般戦は明らかにインが弱くなっています。
しかも、この数字にはカラクリがあり、予選と節間に分けると大きな差が出ます。前節を例に挙げると、節間のイン1着率は54.2%ですが、予選4日間のイン1着率は45.8%。準優、優勝戦日は1号艇シード番組が多く、近況はこの2日間でインの1着率が大きく上がる傾向で、予選と節間は切り分けて考えた方が賢明。予選はこの表の数字以上にインが弱いのを頭に入れて舟券対策を立てましょう。