【大村ボート(ナイター)GⅠ周年記念】枝尾賢 エース機を味方に準優の好枠取りへ
枝尾賢(41)=福岡=の3日目は、4、6枠と大外枠を含む試練の2走。前半6Rはまくり切れず3着だったが、後半12Rはスリットから飛び出して1Mを先制すると、そのまま独走態勢を築いて1着。前半に勝ち切れなかったうっぷんを吹き飛ばすような快走ぶりだった。
相棒は2連対率63%を誇る当地のエース19号機。「やっときた、という感じ。押し感やターン回りも悪くない。エンジンを出さなきゃ、というプレッシャーから解放されましたね」としっかりパワーを引き出し、機力には満足の表情。エース機を引いた以上、注目の的となることは避けられないが、その重圧からも解き放たれ表情も明るい。
13日時点の賞金ランクは61位で、年末のグランプリシリーズ勝負駆けの真っ最中。「1年間積み上げてきた結果です。でも、前に賞金を気にし過ぎて失敗したことがあるし、変に意識しないようにします」と冷静さを保つ。「目の前のレースに集中ですね。4日目も頑張ります」。3日目を終えて得点率は2位タイにジャンプアップ。頼もしい機力の後押しを受けて、予選最終日は準優好枠取りに挑む。
