【クローズアップ】砂長攻めに徹する大器 【芦屋】

F持ちの足かせも関係なしの軽快な走りを見せた。初日9R、砂長知輝(23)=埼玉=は4カドから10の快Sを踏み込むと、1Mも2Mも握って2着。初登場だった昨年2月が転覆から始まったことを思えば、滑り出しは雲泥の差だ。
雪がちらつくほどに冷え込んでも、機力は前検に感じた良さを残す。回り足はイマイチのようだが「伸びに特徴がある。BSは(中田)夕貴さんに並ぶ勢いがあった」。中田との約7キロの体重差を全く感じさせないほどのパワーを備える。
前期(昨年5~10月)の勝率は6・01と初めての6点台。今年は戸田のフレッシュルーキーに任命された。「埼玉支部は若手の層が厚いから初めて。成績が上がればおのずと、自分にもメリットは付くと思っていた」。尾上雅也、畑田汰一、佐藤航らの陰に隠れていた大器が、ようやく日の目を浴びた。
昨年7月には戸田で開かれたMB大賞で特別戦に初出場、初優出と鮮烈なデビューも飾った超有望株だ。「A1に上がるための準備も進めているので、何かきっかけをつかみたい。今節は優勝するんだという気持ちです」。ガツガツとした23歳が攻めに徹する。