【クローズアップ】川野が長いトンネルを抜ける 【芦屋】

完全にリズムに乗った。川野芽唯(36)=福岡=は3日目7R、道中で前原大道とのデッドヒートを制して3着を確保。波浪水面をものともしない全速ターンは見事で、初日からオール3連対と勝手知ったる地元水面で水を得た魚のごとく躍動している。
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とはいえ、機力には納得できていない。「3日目はターン回りにロスがあって操作性の狂いがあった」。伸びが平凡なのは上等だが、生命線の回り足は何としても確保したいところ。「合えば普通はあって悪くないのでしっかり合わせる」。真骨頂のターン勝負に持ち込むための準備を何としても整えたい。
そのターンに近況は手応えを感じる。「ここ数年は全く自分のターンとレースができていなかったけど、いろいろ改良してしっくりしてきている」。効果てきめんで、前期(昨年5~10月)は4期ぶりにA1に復帰して、今期は現在勝率7・19と自己最高ペース。長いトンネルを抜けて新たな道を歩もうとしている。
だからこそ、復活を印象づける目に見える結果が欲しい。注目度の高いこの地元戦はうってつけで、本人も百も承知だ。「そろそろやらないといけませんね。地元だし」。予選ラストは1、2号艇の好枠デー。さらに勢いを付けて、準優に乗り込んでみせる。