ボートレース

【福岡ボート・一般】石本裕武 うかうかしていられない

福岡初参戦でいきなり舟券に絡んだ石本裕武

 うわさにたがわぬ走りを見せた。初日3Rで石本裕武(22)=大阪=は、4コースから巧みに差し抜けて3着。当地は初参戦で、「福岡は初めてで恐る恐る乗ってしまった」と最高のパフォーマンスをできなかったことを猛省したが、全国屈指の難水面でいきなり舟券に絡む辺りはデビュー2期目でA級に昇格した天才の片りんを見せつけた。
 ただ、本人は一切納得していない。だからこそ、レース後はペラ調整には一切手を付けずに一目散に水面に直行した。「完全に差し切れる展開で1着を取れなかったのは水面に慣れていないから。水面を手の内に入れるためにも、ずっとターンの練習をします」。エンジンを言い訳にはせず、何が悪かったのを見定めてすぐに修正に取りかかる姿はやはり並の新人ではない。
 置かれた環境も妥協を許さない姿勢につながっている。強豪ぞろいの大阪支部だが、近年の養成所の卒業生は今節同時参戦している竹間隆晟を筆頭に高勝率を残した逸材がきら星のごとく誕生しているからだ。「竹間さんは優勝したし、一期下(132期)の佃來紀君もうまいし、今度デビューした(133期の)澁川夏君も勝率1位。うかうかはしていられないんです」
 今期(11月~)の目標はもちろんA1昇格。さらにその〝先〟も見据えている。「A1になれば来年のヤングダービーに出られるはず。とにかく早く出世したい」。目指すは大阪支部のエース。支部対抗戦のここでポイントゲッターになることは、その第一歩とも言える。超特大のポテンシャルを発揮して、初参戦の福岡でもところ狭しと暴れ回る。(森 大輔)
 

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