【福岡ボート・一般】波乱の使者は外枠勢
<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>
優出メンバーの通算V率を見てみましょう。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。
トップは32.4%の篠崎仁志。今年はチャレンジカップの裏開催であるここに出ていることを踏まえてもやや精彩を欠いていますが、勝負強さは一級品。ボート界でも一握りしかない30%オーバーで、さすがSGウイナーといった数字。優勝戦1号艇の強さも折り紙付きで、信頼度の高い1号艇と言えるでしょう。
ただ、それでは穴党ファンは面白くないはず。そこで優勝戦で波乱を起こしている確率を示したイン以外での割合(データは97年5月以降、太田和美の97年4月以前のデータは不明)を見てみましょう。これも30%オーバーは波乱の使者になる確率が高く、該当するのは外枠勢の2人。6コースで3回優勝している今泉友吾も気になりますが、やはり伸びる藤山翔大マークになる高倉和士が怖い存在と言えるでしょう。