【ボートレース優秀選手表彰式典】馬場貴也 感謝の初MVP
2022年に活躍した選手をたたえる、ボートレースの「優秀選手表彰式典」が2日、「BOATRACE 六本木 SIX WAKE HALL」(東京)で開かれた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止。2年ぶりに開催された今回も、2年前と同じくファンは招かずに報道関係者のみが出席。式典の模様はJLC公式ユーチューブチャンネルを通じてオンライン配信された。式典は日本モーターボート競走会の小高幹雄会長のあいさつ(所用で欠席のため潮田政明理事長が代読)で始まり、8部門を表彰。最優秀選手(MVP)の馬場貴也(38)=滋賀=らに記念の盾を贈った。
8部門を表彰 3冠遠藤「応援が力に」
初の年間タイトルがMVPと最高の栄誉となった馬場は一年を振り返って、「夏場に苦しい時期もあったが、いろいろな方のサポートで年末へリズムを上げられていい年だった」と感謝。滋賀支部長も務め、公私に忙しい立場だが「周りを見る目を養わなければできない役柄。その経験もあったからこそ活躍できたと思う」と話し、「またグランプリを走れるように」と引き続きの活躍を誓った。
同支部の遠藤エミ(34)は、優秀女子、特別賞、記者大賞の3冠。何よりも女子初のSG制覇だった3月のクラシックが大快挙で「たくさんの方の応援が力になって結果が生まれたと思う。感謝の気持ちでいっぱいです」と頭を下げた。
初の最高勝率の池田浩二(44)=愛知=は「コンスタントに成績を残せた。よくやったと思う」と自己評価。「今年もSGタイトルを取りたい」と意気込みを語った。
体調不良で欠席した最多賞金獲得の白井英治(46)=山口=は「次はもっと上の賞がいただけるように精進する」とコメントを寄せた。
末永AS投票をアピール
最優秀新人に輝いた末永和也(23)=佐賀=は、慣れない舞台に「レースよりも断然緊張します」とガチガチ。それでも、レースの話になれば表情も和らぎ、セールスポイントを問われれば「道中で追い上げることを勉強しているので、そこが自分の持ち味」と快活に答えた。さらに「記念レースをもっと走りたいしSGにも出たい。オールスターの投票(18日が締め切り。6選手を選べる)、他の佐賀の若手と一緒にお願いします」と、配信を通じて全国のファンにしっかりアピールした。

最優秀新人選手に輝いた末永和也=東京中日スポーツ提供
新開昨年以上の活躍誓う
125勝で最多勝利の新開航(26)=福岡=はトップバッターとして登壇。「1着がたくさん取れていい年だった。うれしいです」と大いに喜んだ。表彰対象ではないがV数も10回でトップ。「月1回、優勝したいなと思っていた」。それだけの高い意識が好成績の要因になった。昨年末にはグランプリシリーズでSGも初体験し、「SGで活躍する先輩たちを見て、自分もそういう選手になりたいという気持ちが芽生えた」。意欲も新たにする今年は「昨年以上に結果を残せるよう頑張る」と強い決意を語った。

最多勝利選手に輝いた新開航=東京中日スポーツ提供