【大村ボート(ナイター)マスターズL】山本浩次 ピンチでもあくまで冷静
山本浩次はS特訓が終わると開口一番、「新ペラになっていたからね」。慌ただしくエンジンからペラを取り外すと、ペラ調整室へ直行した。「時間がなくてしっかり叩けなかったし、特訓も分からなかった」と足の把握もままならない状態。
さらに懸念材料がもう一つ。「本体も扱わないといけないかもしれない」とエンジン自体も低調気配の様子。それでも「まずは普通に走れるようにペラを叩かないとね」とSG2冠の実力者は、冷静に目の前の作業を見据えている。「本体をやるならペラを叩き切ってから」。百戦錬磨の手腕で淡々と機力アップを狙う。
