ボートレース

【大村ボート(ナイター)マスターズL】亀の甲より年の功

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
 74歳で今節最年長の高橋二朗は、ボート界最年長の76歳高塚清一に次ぎ、全体でも2番目の年長者。2日目2Rでは逃げを決めて今節初白星。その元気な走りを見ると、ボートレースがいかに選手生活の長い競技なのかを実感させられる。

 その高橋の相棒は、前操者の峰竜太が周年で優出(4着)を果たした37号機。現ボート界の最強レーサーが仕上げたものだが、「ペラ調整しかしていないけど、レースがしやすくなったね」と、何の迷いもなく自分仕様のペラ調整を施し、機力アップに成功させた。「握っても大丈夫だし、あとは気温に合わせて回転を合わせていくだけ」。自らを信じた調整で気配を上昇させた大ベテランの2勝目に期待したい。

 ▼3R 内枠2人が機力に不安を抱えたままで、高橋はスリットで先行できれば一発も。3―45―1245。
 ▼10R 行き足がいい蜷川がスリット攻勢に出れば相手は外。3―456―1456。

今節最年長の高橋二朗
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