ボートレース

【大村ボート(ナイター)マスターズL】中辻崇人が波乱の使者に

〈記者コラム・古賀正史の正史かける〉
 中辻崇人が準優ラストの11Rを2コースから制した。差して決着をつけたものだが「前半乗ってみたら、このままでは面白くないので伸びに振った」と強攻策も視野に入れた調整だった。

 優勝戦は3号艇。「調整は準優の感じでいく」と再度の伸び型を示唆する。さらに明言こそなかったが「3カドは練習してみてから考える」とダッシュ戦も思い描く。今節は「Sはスローが微妙。ダッシュの方が見えている」というのも、あえて3カドにする価値を高める条件。まくり一発から波乱を起こすか。

 ▼12R 中辻が3カド戦を選択すれば、内勢の抵抗で1Mはもつれそう。ダッシュ勢はそれぞれ展開を突く足があるだけに突き抜けが穴目。456―3―全。
 ▼1R 良機の宮内は出足系統が充実。まくり差して今節初勝利。3―145―1456。

準優勝戦はインの浅見昌克(左)を差して勝利した中辻崇人

 

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