【芦屋ボート・GⅠ周年記念】萩原秀人 一流の中でもトップクラスのS力
ボートレースで上位着を取るためにはスタート(S)が重要なのは言うまでもない。
有名なのが菊地孝平。半年間のデータでは平均Sタイミングが0.10と今節トップ。
併せて注目したいのが平均S順位。他艇に先んじるかどうかは勝負の分かれ目で極めて重要。その数値で今節トップタイなのが萩原秀人だ。山口剛と並ぶ2.3で、菊地の2.4を上回る。他のSGタイトルホルダーを見ても、峰竜太2.4、茅原悠紀2.9、瓜生正義3.3、桐生順平3.3と、萩原のS力が周年クラスの中でも上位であることが分かる。
「1年半前ぐらいから空中線(スタートライン手前の赤、黄、青色の旗が下がった3本のロープ)をくぐるまでの景色はどの水面でも安定して見えていて、いいスタートが切れている」
今節のS順位も、初戦こそ06のタイミングながら5位だったが、以後は2位、2位と上々。引き続き鋭い飛び出しに期待したい。
▼3R 萩原がトップSを決めてレースの主導権を握る。4―15―152。
▼10R 再び萩原がSを決め、内両者の間を全速まくり差し。3―1=2。