【芦屋ボート・GⅠ周年記念】茅原悠紀がV最短

　芦屋ボートのGⅠ開設71周年記念「全日本王座決定戦」は10日、準優3番を行った。最初の10Rは、強烈な出足型に仕上げた西山貴浩がインから押し切って優出一番乗り。塩田北斗が大外から2着に入って地元勢のワンツー。11Rもインの瓜生正義が逃げて1着。3コース山口剛が、1Mで他艇と接触しながらも2着に入った。最後の12Rも茅原悠紀がきっちりイン逃げを決め、優勝戦の1枠をゲット。2番手には末永和也がいったん浮上したが、2Mで失速。前回大会（70周年）覇者の寺田祥が2着に入り、連覇への望みをつないだ。優勝戦は地元福岡支部3人と中国地区勢3人が対決する構図だが、1枠の茅原は抜群の仕上がりで、地元トリオにとっては厚い壁だ。