【福岡ボート・一般】山本稔太朗 自分が抜け出してみせる

初日とは別人のような走りを見せた。初日の1回走りで6着だった山本稔太朗(22)=愛知=は、2日目の2走は1、2着と大きく巻き返しに成功。前半も後半もスピードターンを連発とレース内容の良さも際立っており、成績通りにリズムも一変させて予選を折り返した。
上向いたのは成績やリズムだけではない。機力も上昇気流に乗せた。「伸びに回り足も良くて全体的にかなりいい」。Aランクの良機27号機もさることながら、「ボートもすごくいいので、日に日に良くなると思います」とナンバーワンボートの155番との〝超良機良艇〟セットに自信を深めている。
デビュー8期目だった前期(5~10月)は、勝率5.49をマークして自身初のA2級に昇格。はた目に見ると順風満帆だが、本人の思いは違う。「養成所でいい成績(勝率7.42で125期の在校成績2位)を残しておきながら、A級になるのが遅い。全く満足していません」
同期で在校1位を争った定松勇樹は既にSGに出場。同じ愛知支部にも120期以降は養成所を好成績で卒業した逸材がひしめくだけに、A2昇格の喜びに浸るヒマなんて一切ない。「A級のあっせんになれば番組も変わってくるので、今期は一気にA1を狙いたい。強い人が多いけど、自分が抜け出したい」。近しい目標とするのは、今節ともに参戦の吉田裕平。ワンランク上のレーサーへ成長するためにも、持ち味のスピード戦で憧れの先輩に挑戦状をたたきつける。(森 大輔)