上平がV戦1枠で王手　中国地区選手権　【児島】

　児島ボートのG1「第66回中国地区選手権」は最終日の10日、準優を勝ち上がった6人が最終12Rで優勝戦を争う。9日に行われた準優の1号艇トリオは、10Rの山口達也は痛恨のS遅れで、トップSのカド守屋美穂の強烈なまくりを食らい4着に敗れた。まくり差した5号艇の妹尾忠幸が2着。11Rの茅原悠紀は00の超絶なSで、12Rの上平真二はゼロ台のSを叩き込み、ともにイン速攻で決着をつけた。V戦の1枠はシリーズリーダーの上平で、もちろん本命。広島支部のいぶし銀が地元の5人を返り討ちにして、昨年4月のマスターズチャンピオン以来、G1は通算2回目のVで中国チャンプの歴史に名前を刻む。