【多摩川ボート・Qクライマックス】櫻本あゆみ 速攻派ファンらしさ全開
オープニングセレモニーは作業着コスチュームのオンパレード。2月の蒲郡のレディースオールスターで岩崎芳美が工務店のおっちゃんに扮(ふん)して以来、“社員”や“下請け会社”など続く選手が続々と現れ、この日は岩崎と西岡成美、平高奈菜の四国勢に、群馬支部の松本晶恵と櫻本あゆみも作業着で登場。会場を大いに盛り上げた。

そのセレモニーで、松本から「日光のスピード狂」との異名を授かった櫻本が2、1着。枠番は6と4だったので、上位通過の楽しみが大きい相当な好発進を見せた。
勝利者インタビューには、セレモニーでかぶったヘルメットと、笑顔のイケメンが生地いっぱいにプリントされたシャツで出演。よく見れば、飯塚オートの篠原睦ではないか。

「顔が好き? それもそうですがレースも好き。スタートがすごいですよね」。この日の白星は4カドから一気のまくり。オート界きっての速攻派のファンらしい豪快な勝ちっぷりはお見事だった。この調子で、まだまだ強気の攻めを期待したい。
▼4R 櫻本がジカまくり先制ならイン後藤は苦しく、展開は外。実力者の平高や海野なら突き抜けまで要警戒で2=45-345。
▼10R 2、3コースがヘコんで4カド関野が先制の展開も十分あり得る。46-456-456。