【宮島ボート・一般】大上卓人が前検で機力に手応え
宮島ボートの6日間開催は30日、幕を開ける。29日の前検のS練習は追い風の中で行われ、F艇が多く出るなど比較がしづらい条件に。明確な好感触を伝えてくる選手は少なかった。2連対率1位の62号機を引き当てた辻栄蔵も「ペラが合ってないし、足はよく分からない」と手探り状態のようだ。その中で大上卓人は悪くない雰囲気。手にした11号機は前々節を渡邉英児でV。使用当初からエース機候補の一角だったが事故もあって成績が伸び悩んだところを、前々節で復活となった。「エンジンに力強さがありそう」という感触で、初日から注目だ。2連対率2位で快速続く29号機は村松栄太がゲット。前検タイムも2位で「回転が合ってなく乗りづらかったが、足は悪くない」と手応えもいい。こちらも目が離せない。