ボートレース

ボートレーサー鈴木幸夫が引退

 ボートレーサーの鈴木幸夫選手(65)=愛知=が3日に日本モーターボート競走会に引退届を提出。44年にわたるボートレーサー人生に別れを告げていた。

 愛知支部の43期として1978年に蒲郡でデビュー。92年3月のクラシック(蒲郡)でSG初優勝を飾り、G1は89年7月の徳山周年など優勝7回、通算優勝は71回。9753戦2529勝、生涯獲得賞金は12億7567万8049円。

 進入で積極的に内側のコースに潜り込んでくる“イン屋”として人気も高く、オールスターには87年から99年まで13年連続で出場。2021年まで最高峰のA1級を維持していた。1月の津・一般競走が最後のレースとなった。

 ◆鈴木幸夫「津が最後だと家族には伝えレース場に呼んでいました。もう潮時かなと。こんな走りではファンは納得してくれない。(21年3月の事故による)左肘の痛みもありました。いいボートレーサー人生だったと思う。周りにいい選手がいて刺激され、ここまでやってこられた。でも一番は家族が支えでした。今後は自宅近くの畑で農業でもやろうと思っています」

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