ボートレース

上原が初優出初V ルーキーシリーズ 【多摩川】

デビュー初優出で優勝を飾った上原崚=東京中日スポーツ提供
デビュー初優出で優勝を飾った上原崚=東京中日スポーツ提供

 多摩川ボートのルーキーシリーズ第2戦「スカパー!JLCカップ」は23日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、3号艇の上原崚(27)=東京=が3コースからコンマ04のSでまくり差しを決め、デビュー初優出で優勝を飾った。2着は松本純平、3着は松山将吾が入った。

ヒーロー

 あっと驚くフィナーレだった。2コースの松山が際どいSでまくりに行くと、上原に絶好の差し場が生まれる。「いいハンドルが入ったと思う」と鋭いまくり差しが入り先頭に立つと、松本の猛追を振り切った。

 2019年11月にデビューしたが、思うように成績は伸びない。そこで発奮材料になったのは同期の存在だ。「定松(勇樹)や砂長(知輝)の優勝を見て、心の底から優勝したいと思った」と強い気持ちがモチベーションとなった。

 「今節はモーターが良すぎて流れもあった。次は普通のモーターで優勝すれば自信にもなる」とさらなるレベルアップを誓った。強い同期と切磋琢磨(せっさたくま)し、ボート界を代表するレーサーへと駆け上がる。

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