ボートレース

【江戸川ボート・GⅡモーターボート大賞】湯川浩司が3度目のGⅡV

 江戸川ボートのGⅡモーターボート大賞「江戸川634杯」は20日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、1号艇の湯川浩司(44)=大阪=がインからコンマ24のSで逃げを決め、2020年3月・秩父宮妃記念杯以来となるGⅡ3回目の優勝。賞金460万円を獲得した。2着は道中で競り勝った地元の福来剛、3着には山本寛久が入った。

■ヒーロー

 江戸川のグレードレースはめっぽう強い。優勝戦はコンマ24と仕掛け遅れた湯川浩司だったが、1Mまでに伸び返して悠々先マイ。「少し調整を外し(スタート遅れ)たがエンジンが助けてくれた」。パワーを信頼して4年ぶり3個目のGⅡタイトルを奪取。「江戸川(の優勝)はGⅠだけにしようと思っていたのに…」。ここまで3Vは全てGⅠだった水面で新たな勲章を加えた。

 このVで来年3月の若松クラシックの出場権も獲得。だが「先のことはあまり考えないんで…。いい緊張感を持って過ごせた。こういう日々を送らなくちゃ…」とレースを楽しんだ。

 大阪支部の若手も力をつけたが「スタイルが違うから」とマイペースを強調。「気持ちで負けずに焦らずやっていく。また来月(GⅠ・68周年)も来ますから」。次の舞台をにらみ、昇竜の年へと健闘を誓った。

節一パワーで逃げて3回目のGⅡVを飾った湯川浩司
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