【浜名湖ボート・GⅠ周年記念】足元にも要注意
<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>
浜名湖はエンジンとボートが同時更新ではありません。エンジンは使い納めの時期が近づいていますが、ボートは最も使用されているものでも10節。まだ比較的に新しい状態と言えます。
ただ、エンジンと違って手が加えられないボートは、実は最初から結構な差がありエンジン以上に素性の差は大きいもの。特に馬力の落ちた現在の低出力型エンジンでは、機力の占めるボートの比率が上がっていて良機を手にしてもボートが泥舟と言われる悪艇がセットされると本来のパワーにならないパターンも。それほどボートの重要度が増しているのです。
そこで現在のボート2連対率上位ベスト15を表にしてみました。ここに名前が挙がるメンバーはそれだけで大きなアドバンテージを手にしているということ。しかも、この中で感触の悪さを唱える選手はほとんど見当たらず、むしろ好感触を口にする選手ばかり。特に峰竜太の13番は最多の19勝をマークしている上に平均展示タイム順位もトップで、超抜ボートの可能性が十分。峰と同様に良機良艇の君島秀三、秦英悟、河合佑樹も今節は目が離せません。
▼2R 河合の出色の伸びは良艇の恩恵。機力イマイチの石丸と毒島がヘコむ隊形ならアウト強襲は十分に可能。6―23―全。
▼5R 秦は2コース1着率が20%と高く2連対率も60%とかなりの舟券貢献度。HS追い風の差し水面も有利な要素。2―5=全。
▼11R 君島は初日に大万舟の立役者となったが、荒れ水面は良艇効果も大きくなる。じっくり構えて一発攻勢。3―5=全。