ボートレース

【浜名湖ボート・GⅠ周年記念】浜名湖の特別戦の傾向


<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>
 
 浜名湖で開催された直近10回の特別戦(SG、GⅠ、GⅡ)のコース別1着率を調べました。ここから当地の特別戦の傾向を探ってみましょう。

 この表から分かることは、特別戦を二つに分類すると傾向が違う点。分類の一つはレディースチャンピオンとクイーンズクライマックスとGⅡのMB大賞、もう一つはSGと周年記念。前者は明らかにインが弱く、後者は明らかにインが強くなっています。

 GⅡや女子のGⅠは実力差が大きいために展開やS隊形の紛れも起きやすく、やはりインが弱くなりがち。ただ、実力者がそろうSGや周年記念はインが強くなるのは必然。しかも、福岡のようにエンジンの素性の差も激しくないので、どうしてもまくるレースが減ってしまいます。レースを見ていても、3コースがまくりではなくまくり差しを選択することがほとんど。これではイン以外の1着率は上がりません。

 ただ今節は強めのHS追い風が吹いている分、過去のSGや周年記念よりイン主導の傾向が緩和されているのも確か。3日目も序盤と同じ強めのHS追い風の予報なので同様でしょう。風が収まったなら圧倒的なイン主導になると考えてシリーズの舟券対策を立てましょう。

 ▼2R 河合の機力は節一級。ここを勝てば首位通過が現実味を帯びるので勝負に出る。4―56―全。
 ▼9R 山口と菊地でやり合う可能性は十分。展開は外で、まくり差しの切れ味なら関ではなく萩原。5―23―全。
 ▼10R 内枠の大上と峰はF持ち。伸びる河合が仕掛けると展開は外で、6コースの入着率が65%もある宮之原に期待。6―23―全。

 

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