【浜名湖ボート・GⅠ周年記念】峰竜太の勝負強さはボート界随一
<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>
優出メンバーの通算V率を見てみましょう。これは優勝戦における〝勝負強さ〟を数値化したものです。
さすがにGⅠだけあって数値は軒並みハイレベルですが、それでもトップの峰竜太の数字は別格と言えるもの。20%台後半からはかなり勝負強い部類に入り30%以上になるとボート界でも一握りなのですが、峰は30%台でも40%に迫る猛烈な高さ。この若さで100Vを達成しているのはだてではありません。機力はもちろんですが、本命の信頼度としてこの通算V率ほど説得力があるものはないでしょう。
ただ、それでは穴党ファンは面白くありません。そこでイン以外で優勝した割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。これは優勝戦で波乱を起こす確率と言い換えてもよく、数値が高ければ高いほど好配の使者になり得るということ。
トップは渡邉和将。53.6%ということは通算Vの半数以上がイン以外。3日目からの勢いはメンバー中トップで、6コースだからと軽視するのは禁物です。
▼12R 渡邉はSしてから明らかに伸びていく足。ここ一番のSの迫力は菊地に迫るものがあり、伸びが平凡な秦がヘコむ隊形になるのも有利に働く。6―24―全。
▼8R 『最終日ピンなしのピン』は穴のセオリー。末永は前半4Rも狙い目だが、1着率が25%と高い4コースのここも怖い。4―35―全。