【クローズアップ】馬場Vのバトンつなぐ 【芦屋】

流れを引き継ぐ。馬場貴也(38)=滋賀=が今節、手にしたのは42号機で前回の優勝エンジン。「ペラは自分のベースと変わらなかったし、そのまま(行った)」と言うのも、前回使用者は地元の先輩でもある川北浩貴。調整面でもスムーズな滑り出しだ。前回の川北は全ての足をきっちり仕上げて、オール2連対でVゴールまで駆け抜けた。その動きはしっかり受け継がれているようで「行き足が良さそうだし、直線も悪くなさそう」と好感触も得ている。
昨年は地元のG2を皮切りに、2度のG1V、10月はとこなめダービーでSGを制覇し、年末のグランプリ(GP)に1位選出。自身初の最優秀選手を十分過ぎる内容で受賞した。一方で1位選出ながら、GPVを逃し、賞金ランク1位の座も明け渡すなど心残りもあった。
そんなもどかしさを払拭するように、今年のGPの舞台でもある住之江で近畿地区選を制覇。そのタイトルも3年連続で滋賀支部勢が奪取と、流れを途切れさせなかった。「ターンの回転が少し合っていなかったし、ペラで調整していく」。先輩からのバトンを受け取った最強の支部長が、Vの系譜をつないでみせる。