ボートレース

【クローズアップ】谷村6年ぶり地元Vへ燃える 【下関】

谷村一哉が久しぶりの当地Vへ気合
谷村一哉が久しぶりの当地Vへ気合

 約6年ぶりの当地Vへ-。谷村一哉(44)=山口=が地元ファンの期待に応える。手にした52号機は2連対率こそ35%にとどまるものの、機歴は上々で上位機の一角。前検から伸びに好感触を抱き、気配そのままにオール3連対と、抜群の安定感で予選を3位でクリア。迎えた準優9Rではインからコンマ18の好Sを決め、BSで差し迫る吉田拡郎を機力の違いで突き放し優出一番乗りを果たした。

 「準優は時間があまりなかったので納得の状態ではいけなかった。合っていなかった」と唇をかんだが、「1Mで差されたと思ったけど、吉田選手より出足は自分の方が良さそうだった。足はバランス型。エンジンはいいと思います」。良機の底力をしっかり引き出せれば、優勝戦に入っても上位の仕上がりにある。

 下関市出身の谷村にとって当地は地元中の地元だが、2017年4月に優勝して以来、Vからは遠ざかっている。「ゆっくり調整できれば大丈夫と思う」と静かに牙を研ぐ。こん身の差しを決め、9度目の地元の美酒を味わう。

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